こんにちは、まがらです!
先週の東京出張の目的である古田土会計さんでの個別相談会
無事に終えることができました!
2時間みっちりお話させて頂き、大変実りのある相談となりました
本当にありがとうございました!
森尾さんのyoutubeチャンネルの動画を一つ貼っておきます↓地味ですが経営者であれば絶対に参考になるチャンネルだと思います
古田土会計とは
創業者の古田圡満さんが1983年に始めた老舗の会計事務所です
『日本中の中小企業を元気にする』という使命の元、中小企業が抱える様々な問題(人、売上、財務体質、経営計画、税金、銀行交渉)の解決に日々取り組まれています
会計事務所と聞くと『ドライ』なイメージがあると思います
ただ、個別相談で伺って『ここは違う』と肌で感じることが出来ました
最初事務所に入ったら、従業員の方が50人以上はいたと思います
そして僕が入るとすぐに全員立ち上がって一斉に
『こんにちは!』と一糸乱れぬ挨拶をお見舞いされました
まさかの出来事だったので何も言えませんでした笑
ただただ超浅連続会釈を繰り返すのみ
今思い返すとものすごく悔しいので、次伺った時は全開で用件伝えようと思っています笑
その後個別相談を2時間みっちりさせて頂いたんですが
どこの馬の骨かわからないような自分に対してとても親身になって、そして興味を持って相談して頂けました
正直僕のような法人でもない個人事業主で売上も3600万程度の零細事業者では軽くあしらわれるのかなと思っていましたが
創業者の『日本中の中小企業を元気にする』という使命がしっかりと浸透されているなと心から感じました
相談後もメールで何度かやりとりさせて頂きましたが
僕のしょーもない質問でも笑、すぐに確認して返事をして頂きましたし
これからもメールでいつでも連絡くださいと言ってもらえて本当に心強いなと思いました(たったの1000円しか払ってないのに笑
ご興味ある方はいちどHP覗いてみてください↓
それから創業者の古田圡満さんの
「汚い字シリーズ」古田圡 満の手書きコラム
毎月1回更新されていて、面白いのが手書きの紙をPDFでアップされています
最初から少しづつ読んで勉強させてもらっています
とても勉強になることばかりなのでこちらも興味ある方は覗いてみてはいかがでしょうか↓
そもそも古田土会計を知ったきっかけ
コロナで自粛が始まってすぐの頃だったと思います
顧問の税理士さんが有志を募って始めた資金調達に関するポータルサイトの中のコラムで今回相談して頂いた森尾さんの記事を読んだのがきっかけでした
最初は1人で税理士事務所されてる方なのかなと思って調べてみると
youtubeで銀行取引などの資金調達に関する動画をアップされていて、その動画の中で『中小企業の財務を支える会』を運営していることを知りました
以下youtubeチャンネルのリンクになります↓(アフィではありません笑
月額1000円で誰でも入会できて毎月個別相談あり(直接orZoom)で3ヶ月経過後は各士業の方に無料で何度でも相談できるということで『これはもう入るしかないだろ』ってことで
私中小企業経営者ではありませんが笑、ポチッと入会させて頂きました
そして今回初めての個別相談に赴いた次第であります
古田土会計さんで相談した内容と受けたアドバイス
かなりざっくりではありますが以下の内容を相談させて頂きました
- 今後の銀行取引をどう進めていけば良いか
- 工場拡張と新工場建設のための資金調達方法
- 現在個人事業主だが法人にする一番のタイミングは?
今後の銀行取引をどう進めていけば良いか
結論は
『現状取引のある地銀さん1行との取引で十分』
とのことでした
2月に承継してから地銀1行と信金1行の口座を開設して、それぞれに売上の入金を続けていました
それ自体悪いことではないので続けていけばいいとのことだったので今後も続けていこうと思います
それよりもうちの場合は銀行融資に頼るよりもまずは公庫さんと補助金を活用すべきだとアドバイス頂きました
具体的には次の項目に続きます↓
工場拡張と新工場建設のための資金調達方法
現在の工場は僕の父親が平成7年にクリーニング店を始めた時に建てた工場です
クリーニングをするために建てた工場なので今の私物洗濯事業をやる上では不都合な点が多々ありまして
- 仕上げをする場所が2階で運搬が大変(量が多いため
- そもそも場所が狭くて作業効率が悪い
- 導線が無茶苦茶
要するに工場を拡張するか、新たに建てるかの2択しかないと
そしてそのどちらを選ぶべきか、もしくは段階を踏んで拡張→新設するのか、新設→現在の工場もそのまま使うのか、どの選択をすれば良いのか資金もかなり必要で下手をできないため相談させて頂きました
その結論は
現状の財務内容であれば新工場建設は可能であるが、公庫さんとの取引実績がないのでまずは、工場拡張で取引実績を作り、そのあとに工場新設をするという流れがいい。また機械装置費用をものづくり補助金を使う。補助金受給後10ヶ月以降であれば再び申請出来るため、拡張時と新設時両方で使える(但し採択されない場合もある)。新設後も現工場は解体せずに残して作業場&事務所として使うという選択肢もある。
でした!
かなり具体的かつわかりやすいアドバイスで大変参考になりました
当初、新工場を建てたら現工場は解体するという頭しかなかったためそう言われて『確かに解体せずに残すという選択肢もありだな』と思いました
どうしても1人で考えていると気付いて当たり前のところに気づかない時があるので、悩んで答えが出ない時はやっぱりすぐに相談ですね
また公庫さんとの取引実績を作るために工場拡張の融資を受けるというのも『なるほどなあー!』と思いました
とにかく1つ1つのアドバイスが的確でわかりやすいので本当に恥を承知で相談に行って良かったです
現在個人事業主だが法人にする一番のタイミングは?
これもずっと考えていたことなんですが、考えてもわからないままの悩みでした
結論は
今年承継したので2年間の消費税納付免除の恩恵は受けるべき。そしてその間に工場拡張して尚且つ新工場の計画を進める。その後法人化して引き続き消費税免除の恩恵を受ける。税金のメリットだけで考えたら現状の利益では法人化のメリットはそこまでないが、取引先が法人で社会的責任が大いにあるし、個人事業主では信用の面で劣る。これから社員も雇っていかないといけないことを考えると(福利厚生面)、やはり法人化はすべき。
とのアドバイスを頂きました!
僕もずっと『社会的責任』についてずっと考えていました
このまま個人事業主でいいんだろうか。法人にしないと信用が得られないのではないだろうか。
父親とも何度となく話してはいたのですがどうしてもやはり節税をしなければいけないという頭が変えられませんでした
現状維持であれば節税一辺倒でも良いとは思いますが、これから会社を成長させることを考えると
会社に利益を残してしっかり税金を払う、そして銀行からちゃんと評価してもらって借入をさせて頂く(必要以上に借りる必要はないと思いますが
これが大事なのではないかと思います
まとめ
今回相談させて頂いて本当に良かったです
今まで1人で考えていたモヤモヤの大部分が晴れました
またいつでも相談できることを考えるととても心強いです
ただし決断していくのは『自分』にしか出来ないことなので
人に頼り切るのではなく、意見ももらいつつちゃんと自分の頭で考えることを忘れないようにしなければいけません
今回のコロナ騒動で幸いにもうちは影響を受けてはいませんが
いつどうなるかなんてことは分からないので、浮かれずしっかり気を引き締めて取り組んでいこうと思います!